感染症の拡大防止は保育園看護師の大事な役割!

こどもの感染症が流行る時期の看護師業務

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インフルエンザの感染予防

例年12~2月にかけて猛威を振るうインフルエンザは、気象状況の変化にともない、4月5月になっても流行していると言う状況が数年続いています。


インフルエンザは、集団生活を送る保育園では流行しやすく、感染予防が重要となります。


冬場は換気・加湿・検温・手洗い・うがいなど基本的な予防法を行います。


冬場は検温を行い37.5℃以上の発熱がある子供は、早急に連絡を入れましょう。


インフルエンザにかかったこどもが出た場合は、注意喚起のために保健だよりを発行したり、兄弟児がいる家庭への指導や、出席停止の期間、受診のタイミングなどの情報発信を行いましょう。

ロタウィルスの感染予防

保育園看護師では主に0歳児クラスを担当するため、おむつ交換をする機会が多く、ロタウィルスに感染する危険性があります。


ロタウィルスのこどもの便は白色で、酸っぱい匂いが特徴です。


乳児の場合には白色の水様便で鼻を突くような酸っぱい匂いがある時にはロタウィルスを疑います。


ロタウィルスは経口・接触感染のため、おむつ交換の際に手をしっかりと洗わないと、大人にも感染する可能性がありますし、感染拡大に繋がる危険性があるのです。


ロタウィルスの感染予防には、手洗い・うがいと基本的ですが、おむつの処理にも注意が必要です。


便がついたおむつはビニールで何重かに密閉して、接触感染がないように注意をして、素早く片付けをしましょう。

ノロウィルスの感染予防

乳幼児は嘔吐をしやすいため、ノロウィルス以外にも嘔吐を起こす病気があります。


ノロウィルスは冬場に発生する病気で、寒い乾燥した季節に多く見られます。


冬場に園で嘔吐が見られたら、ノロウィルスの可能性があるため、感染予防のための処置を行いましょう。


ノロウィルスは主に経口感染や接触感染です。


とくに嘔吐物にはウィルスが無数に存在しているため、少量でも付着してしまうと一気に感染拡大してしまいます。


園では床をフリーリングにしていることが多いのですが、一部はじゅうたんを使用している園もあります。


フローリングに比べて絨毯は、嘔吐物の完全除去が難しいため、感染拡大につながる可能性が高くなります。


保育園では嘔吐処理のためのセットが用意されているので、素早く適切に嘔吐物の処理を行いましょう。


嘔吐物の処理をした人も感染の危険があるため、ビニールの靴下、めがね、マスク、手袋など厳重な装備で処置をしましょう。


また処置が終わるまで園児が近づかないように配慮が必要です。


嘔吐したこどもの、手や髪の毛などにも嘔吐物が付着している可能性が高いので、保護者の迎えがあるまで別室で過ごし、降園後は寝具や部屋の衝動をしっかりと行いましょう。

プール熱の感染予防

プール熱はアデノウィルスが原因で起こる、夏の代表的な感染症です。


プール熱は、プールが始まる6月~8月頃に毎年流行し、「プール熱」「ヘルパンギーナ」「手足口病」の3つを、夏のこどもの3大夏風邪と呼ばれています。


主な症状は、咽頭炎(のどの痛み)、結膜炎(目の充血)、39度を越える発熱で、咽頭結膜炎とも呼ばれます。


プールの水を介して感染したり、咳からの飛沫感染や、便や目やにからの接触感染が主な感染経路です。


喉からは2週間ほど、便からは30日ほどウイルスが検出されるため、感染拡大予防としては、手洗い・うがい・マスク、おむつ処理前後の手洗い、おむつの処理はビニール袋にい密封して速やかに捨てるなどの対策を取ります。


目やにからの感染があるため、同じタオルを使わないようにして、目やにや鼻水はティッシュで拭い速やかに処理しましょう。


プール熱は、学校伝染病第二種に指定されており、症状が消失してから2日間の出席停止と定められています。


でも、症状が落ち着いてからもウィルスは存在するため、念の為に2週間~1ヶ月ほどはプールには入らない方が良いとされています。


こどものかかりつけ医の判断や、園の方針を確認し、感染拡大予防に努めましょう。

手足口病の感染予防

手足口病は、エンテロウィルス・コクサッキーウィルスを原因とする、夏の代表的な感染症です。


主な症状は、手のひら、足の裏、足の甲などにす水泡性の発疹ができたり、口腔内に水泡性の発疹が潰れる事で口内炎になったり、発熱、鼻水などが見られます。


特に口腔内にできる水泡性の発疹は痛みが強く、食事や水分を受け付けなくなるこどもが多く、夏場には脱水に繋がる危険性があります。


手足口病のウィルスは、喉(呼吸器)から2週間ほど、便から2週間~1ヶ月ほど検出されます。


また、症状がごく軽く、風邪様の症状で軽快するケースや、ウィルスは認めるが発症しないケースなどもあり、症状が見られるこどもの対処をしても感染拡大を防止する事はできません。


保育園では、乳児はおもちゃを口に入れたり、涎などが手指や床などについてしまう事から、感染が広がりやすいです。


職員は手洗い・うがいを徹底し、おもちゃの消毒や、室内の清潔に気をつけましょう。

マイコプラズマ肺炎の感染予防

冬場に流行する感染症の1つにマイコプラズマ肺炎があります。


マイコプラズマ肺炎の初期症状は風邪に似ていて、症状の進行が緩やかです。


そのため、ただの風邪だと思っていたと言う方も多く、その間にウィルスが拡大していきます。


マイコプラズマ肺炎の主な症状は、3~4週間と長く続く咳です。


多くの方は気管支炎程度で済みますが、肺炎まで以降するケースもあります。


マイコプラズマ肺炎は、学校保健安全法の第3種の感染症に指定されており、全ての症状が消失してから2日間の出席停止と決められています。


マイコプラズマ肺炎は主にこどもや若い人が感染しやすいとされており、集団生活をする保育園や小学校で流行るケースが多いです。


感染が認められた場合は、保健だよりなどを発行し、感染拡大予防に努める保育園が多いです。

RSウィルス肺炎の感染予防

RSウィルス肺炎は、RSウィルスを原因とする感染症で、11月~1月にピークを迎えます。


RSウィルスは、2~3歳までに全てのこどもが感染すると言われており、風邪様の症状で収まるケース、細気管支炎や肺炎まで移行するケースなど様々です。


RSウィルスは低月齢のこどもが羅患すると重症化しやすいと言われており、生後6ヶ月未満のこどもが感染した場合には細気管支炎や肺炎に移行しやすいと言われています。


また、低出生体重児はRSウィルスに羅患すると重症化しやすいと言われており、大半のケースではシナジスと言う予防注射をしている事が多いです。


RSウィルスは飛沫感染・接触感染があるため、うがい・手洗い・手指の消毒、部屋の消毒・おもちゃの消毒・おむつ交換前後での手指消毒・おむつの処理方法の徹底などで感染予防に努めます。


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