保育園看護師の怪我や病気などの緊急対応について

救急車要請が必要なとき

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緊急時対応マニュアルのチェックをしよう!

各保育園には緊急時対応マニュアルが必ず備えられています。


公立保育園では自治体が作成した統一のマニュアルであったり、私立保育園では基本的な対応マニュアルに独自に追加項目を盛り込んでいる場合もあります。


病気や怪我の際の緊急時対応については、誰がどこの部署に連絡を入れるのか、誰が何をするのかがフローチャートで示されています。


保育園では園長や主任が全ての指示の責任者となっていますが、職員が手薄になる時間帯(早朝や園長保育時間など)では、誰が何をするのかと言う部分が、その時のケースによって異なる事があります。


例えば、園長も主任も不在の場合は誰が責任者となるのか?看護師がいる時間帯ではどのような業務を担うのか?看護師不在の時間帯には誰がどのような行いをするのか?など、それぞれのケースによって対応が異なるので、事前にマニュアルの確認をしましょう。


いずれにしても、緊急時はスタッフがパニックになってしまい、マニュアルに沿った対応ができないことがあります。


でも、普段からマニュアルの確認や、緊急時処置セミナーの開催など、想定外のことが起きた時に備えて準備がされていれば慌てずに行動することができます。


保育園で起きた死亡事故や重大な事故などは、マニュアルに沿った対応ができなかった時に起きています。


緊急事態を発見した時に、その場から離れてしまったり、救急要請までに時間が掛かってしまったり、救急車が到着するまでの救命処置が正確にされなかったりなど、十分に準備が行えていなかった事で、重大な事故に繋がることがあります。


看護師がいる時間帯の場合には、救急要請や救急隊への経過報告、保護者への経過説明などは看護師が行う保育園が多いのですが、普段のこどもの様子を把握していなければ、正確に報告をすることができません。


普段から他の職員と、こどもの様子について話し合いをしたり、感染症が流行る時期には早期に対応について打ち合わせをしたりと、コミュニケーションをしっかりと取っておきましょう。

こどもの心肺蘇生をもう一度確認しよう!

こどもの怪我や病気などで救急要請をする際に、救急車の到着までに救命処置が必要になるケースもあります。


呼吸がない場合はただちに心臓マッサージ・人工呼吸が必要になります。


多くの園ではAEDが常設されていますが、正しい心臓マッサージと人工呼吸についてしっかりと確認をしておきましょう。


1歳未満と1歳以上では心臓マッサージの方法が異なるので、事前に確認が必要です。


0歳児の場合は、2本(人差し指・中指)で胸の中心部の当たりを、胸郭が1/3程度凹む力でマッサージを行いますが、この時のリズムはマッサージ30回の後に人工呼吸を2回行うと言うペースで行います。


1歳以上の場合は、大人と同じ方法で心臓マッサージを行います。


両方の手で胸部の真ん中のあたりを胸郭が1/3程度凹む力でマッサージを行い、1分間に100回のペースでマッサージを行います。


心臓マッサージ30回の後に人工呼吸1回のリズムで行います。


各園での看護師の役割を事前にしっかりと確認しておかないと、いざ救急処置が必要の際にスムーズに動くことができませんし、責任を果たすことができないので、事前にしっかりと確認をしておきましょう。

緊急受診の際には看護師は受診に同行する

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受診の同行と医療機関への申し送り

看護師がいる時間帯には、救急車に同乗し、受診に同行すると言うマニュアルがある園が多いです。


救急車に同乗した際には、こどもの既往歴や症状が起きた際の経過、普段の様子などについて救急隊員に申し送りをします。


救急隊員は看護師からの報告を受けて受け入れ可能な医療機関を探します。


緊急度が高いと判断されれば3次救命救急のある医療機関への受け入れを要請します。


こどもの場合は、急に意識低下をするケースがあり、さっきまでお話ができたのに、救急車に乗っている間に意識レベルが低下したと言うこともあります。


普段の様子や、どのように症状が経過したのか細かく状況を把握しておけば、より的確に救命処置を行う事ができます。


救急隊員は普段のこどもの様子が分からないので、的確にポイントをついて経過報告をしなければ、スピーディな対応ができなくなってしまいます。


緊急時には、どのような状況で症状が起きたのか、普段とどのようなことが異なるのか、既往歴の有無、内服の有無、症状の経過による変化など、順を追って的確に報告をしましょう。


保育園は医療機関ではないため救急要請をするような事は稀です。


だからこそ、普段から緊急対応に慣れていないため、スムーズに動けない看護師が多く、的確に救命処置が行えないリスクがあるのです。


事前にしっかりと緊急時対応マニュアルを確認し、看護師は何をするべきなのか?何を報告するべきなのか?自分がするべき範囲や内容について、しっかりと確認をしておきましょう。

保護者への経過の説明

緊急時に自分のこどもが救急車を要請されたと知れば、ほとんどの保護者がパニックになります。


状況が分からないだけに、パニックになり泣き出す保護者もいます。


まずは電話対応の際には、状況説明は的確に行い、余計な不安は与えないように注意しましょう。


電話では声のトーンで相手を不安にさせることがあります。


報告をする時には聞きやすい声の大きさで、はっきりとした口調で報告をしましょう。


パニックになった保護者は、「あの時、看護師さんに〇〇って言われた!」など混乱し、クレームに繋がることもあります。


電話でのやり取りは注意をしなければ、不信感を抱かせ、その後、園と保護者との関係性まで悪化してしまいます。


救急時の保護者への連絡を看護師が行うと言う園の場合には、どのように報告を行えばよいのか、園の方針や決まりなどを、園長や主任と一緒に打ち合わせておくと安心です。

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