保育園看護師の体験談

園庭遊びで怪我。すぐに受診が必要だったケース

8b790913559baff3df6ea09a9b9ceb26.jpg 私は以前、神奈川県内の私立保育園で派遣看護師をしていました。


勤務時間は8時30分~17時までで、常勤とほぼ同じ条件で働いていました。


残暑が残る時期は夕方から外遊びに出ていて、その日は16時から外遊びを始めました。


16時だと、もうお迎えに来ている子供もいますが、降園後は親子で園庭遊びをしている光景もよく見かけました。


その日も数組の親子が園庭遊びをしていて、数人がブランコで遊んでいました。


私は乳児クラスの担当だったので外遊びに参加する事はありませんでしたが、2歳の親子で遊んでいた女の子がブランコから落ちて前頭部を強打し、意識レベルが低下すると言う事故が起きました。


女の子は降園後だったので、母親と共にブランコで遊んでいたのですが、同じく2歳の男のが突然、ブランコの前に走ってきて、びっくりした女の子は前かがみのまま、ブランコの下の地面に落ちてしまいました。


しかも、落ちた時に急に走ってきた園児の膝に女の子の前頭部が当たってしまいました。


急な出来事にその場はパニックになり、私は保育士に呼ばれて女の子のところに駆けつけました。


前頭部からは出血があり、意識レベルが低下しています。


ブランコはスピードは出ていなかったものの、高い場所から前かがみで落ちてしまった事で、かなり強く前頭部を打ち付けたようでした。


痛みがあれば子供は泣くものですが、ボーっとして問いかけにも言葉はなく、グッタリとしています・・・。


救急搬送が必要だと判断し、その場にいた保育士に園長・主任を呼んでほしい事を伝え、私はその場に残り女の子の状態観察をしました。


脳出血など起こしていると危険だと判断し、その場から動かす事はぜず、出血部の圧迫をして、体温低下しないように毛布をかけ、女の子やお母さんが不安にならないように声かけをしました。


幸い、呼吸状態の悪化やチアノーゼはなく、救急要請から10分足らずで救急車が到着しました。


救急隊員に事故の状況や女の子の経過を説明して、私はお母さんと一緒に救急車に同乗し、受診に行くことになりました。


救急外来では、すぐに頭部CT・レントゲンが撮られ、骨折や脳出血などは認めませんでした。


救急搬送中に女の子の意識レベルが回復してきて、言葉が出始めたと同時に大きな声で泣き始めました。


母親は自分が付き添っているにも関わらず事故が起きてしまった事でショックを受けており、自分を責めていました。


もちろん、周りにも保育士はいましたが、こどもは予測外の行動をする事があり、大人が付き添っていても対応しきれない事がしばしばあるのだと痛感しました。


ブランコは園庭でも危険な遊具ですが、ブランコでの落下や衝突などの事故は後を経ちません。


私が保育園で派遣看護師をしていた3年間は、救急搬送をしたケースはこの事故の時のみです。


保育園では小さな怪我や、病気は日常茶飯事で、看護師が対応する場面がたくさんあります。


私は病棟経験は2年ほどしかないまま退職し、医療機関での経験がほとんどありませんでした。


保育園では医療行為はしませんが、急な怪我や病気の際には専門的な知識が必要な場面が多いと痛感し、保育園看護師をするなら日々、勉強が必要だと思いました。


子供好きの私には大変だけど楽しい職場でしたよ。

食物アレルギーの子供の食事対応について

pixta_1557459_S.jpg 私は保育園で派遣看護師を始めて1年が経ちました。


保育園で働き始めて感じるのは、最近では子供のアレルギーや疾患などで配慮が必要なこどもが増えているのかなと言う事です。


私が担当していたクラスでも重度の食物アレルギーのこどもがいて、小麦・牛乳・卵は完全除去と言う子がいました。


園での給食は完全除去食で、おやつは母親がアレルギー対応のものを用意してくれていました。


食事の配膳やおやつの準備は、必ず主任が行い、主任が不在の時にはクラスの担当保育士が行っていました。


また、席は主任の隣で、隣り合わせに子供を配置しないと言う決まりも作っており、食事の配膳でのミスは防ぐことができていました。


でも、新学期になり担任が代わり、補助の新人保育士が入ってきました。


そのこどもは新学期から毎日、延長保育を利用するようになり、18時に母親が準備したおやつを食べるのが日課となっていました。


延長保育の時間帯はスタッフの人数が減るため、声かけや確認がとても重要になります。


ある日は、新人保育士が延長保育の担当となり、おやつの準備を担当していました。


いつもならアレルギー用のおやつを準備するはずが、その日は女の子がいつもと違う席に座っていて、対応していた新人保育士はそれに気付かずに、通常のおやつを配ってしまいました。


気付いたのは、おやつが始まってしばらくして、そのこどもが嘔吐をして、机に突っ伏した時でした。


嘔吐して、口からは泡をふき、顔面蒼白、意識レベル低下しています。


他のベテラン保育士が、そのこどもが通常のおやつを食べてしまった事に気づき、急いで緊急処置マニュアルを実行しました。


私はその時は保健だよりの作成のために、園長と打ち合わせをしていたのですが、園長とともに子供の元に駆けつけ、私はこどもの状態観察をしている間に、園長はエピペンを取りに行きました。


救急車を要請し、保護者や役所の担当部署への連絡などは、保育士が担当し、私は救急隊員への状況説明や、行った処置についての説明をしました。


この園では普段から緊急時対応についての勉強会や、消防の関係者によるセミナーなどを行っており、スタッフの知識がある園だったので、どのスタッフも自分の役割を理解して、スムーズに動くことができました。


エピペン投与後は意識が回復し、救急外来受信後はすっかりと普段の状態に戻りました。


このような事故は人的なミスによって起きます。


今回のように、複数のスタッフがいたにも関わらず誰もミスに気づかない状況は、お互いの確認不足や声かけ不足、慣れからの怠慢などさまざまな理由が複合しておきます。


保育園は、緊急時対応をする機会は少なく緊張感を忘れがちですが、普段から緊急時の自分の役割の確認や、アレルギー疾患についての知識向上などをしておく必要があると思います。


看護師転職に成功した看護師の秘密

しかし、看護師専門の派遣会社を利用すれば転職に成功することができます。

トップページ > 看護師派遣✩保育園 > 保育園看護師の体験談

園庭遊びで怪我。すぐに受診が必要だったケース 私は以前、神奈川県内の私立保育園で派遣看護師をしていま...

※当サイトのコンテンツ・テキスト・画像等すべての転載転用を固く禁じます。